アウトプットして初めて基礎理論に会える

昨日のスーラク健康教室で、新たな認知が出来た。

知己のA氏と新規のW氏とは、残念ながら参加出来なかったが、いつものLateS氏は相変わらずの登場で、「もしもし」と認知

と言うテーマでブレーン&フィジカルストーミングして遊んだ。

 

コミュニケーションと認知さらに「コミュニケーションの質と量」ということで遊んだのだが、これまで以上に自分で驚いた事象がつ起こった。

ただ、その3つはたった一つの因が変化しただけのことなのだが、今まで、一体何をしてきたんだろうという位の衝撃、驚きであった。

 

驚きの事象三つ

1.相手が、思っていた以上に瞬時に変容

2.自分のありようパフォーマンス なんだこりゃ!

3.相手とのコミュニケーションの容易さ楽さ

 

まず1,相手の瞬間変容

前回の課題とさらに今回用に新たな課題も考えていたが、LateS氏が到着するまで、広い畳の部屋で歩いて自分の重みの流れ、滞りを楽しんでいたら、もしもし遊びによりふさわしい課題が浮かんできた。

 

で、S氏が来たので、早々に上記のたくみの会の人間の基礎理論を再度確認すると共に、早々に言語のみで身体のありようの変容をチェックしてもらった。

いやー、ビックリ!

ビフォーの普通と思ってきたレベルがどれだけ鈍臭いレベルなのか、本人自身もさることながら、私自身も思い知ることが出来た。

本当に何も余計な子ことをしない、足さない、たった一言、状況設定を変える文章を言っただけ。

コミュニケーションのし方で、「おい、この野郎」→「なんだ、この野郎」から「おい、この野郎」→「はい、初めまして、こんにちは」と。

一回目は、芝居がかり、表面的な返事だったが、2回目は素直にそう思えたようで、課題がなんの造作もなくクリアー。余りの何もしなさ加減に、S氏も 「本当に?」 という怪訝な顔つき。

これまでも、自分が思っている以上の自分と出会う体験をして来たS氏ではあるが、あまりの瞬時の思わぬ変化に唖然とした状態。私もこれまでのS氏のありようは体感し、それ故その変化レベルを予測し、その後のために、その知覚を開くためのコミュニケーションの量ということで、知覚を開く題材も準備していたのだが、もうそんなの必要も、関係もない。及びじゃない状態!

 

2.自分のありようパフォーマンス

いやー、楽!

何をどう説明しようなど無理して考える必要が無い。相手をどうしてやろうもいらない。

相手の状態から、じゃー、こうだったら、こうなるんじゃ無い。ということで、ちょっと相手にそのことを伝えると、これまで苦労して伝えよう伝えようとしてきたのが嘘のように、簡単に相手に伝わる。

それも言語のみで無く、身振り手振り、手触り、一挙手一投足がすべてコミュニケーションの感じ。湧いて来て伝わってしまう。伝わってくれる。

これまで味わったことのないフィジカルのありようとそのパフォーマンス。本当なんの力感も無い、羽毛で触れる、羽の扇で方向を指し、風をそっと送る位の感じ。自分が風になり、そよいで触れてあげる程度。それで伝わる。これまで味わったことが無いありよう!

うそ、これが自分!!  とびっくり。 

 

3.コミュニケーションの容易さ。

自分のありようは2の通りで、なんの苦労も、努力もない。その場で湧いてくること言いたいことを言いたい放題。しかし、以前の様にくどくど説明する必要もない。そんなの面倒臭い!

こうこう、こうだから、こうでしょう。 さー、どうぞ。という感じ。言い方は多少きつかろうが、どうだろうが、相手の認知に問いかけることが出来れば、そんなのどうでも良いという感じ。そしてこれまでは、言葉の上っ面に、字面に捕らわれて捕らわれて、なかなか認知の変容まで長時間かかっていたのが、多少突っかかっても認知を少し揺らしてあげるとススーと解放され、認知の変容が起こり、勝手に行動が変容する。

 

その結果、自分とのコミュニケーション能力も変化する。

S氏も課題を元に、私が課題を実施し、転がされる時には、腰痛予防のコルセットをしたままでも、音も無く柔らかくゆっくり見事に転がるのだが、その転がりを自分一人でやってごらんと課題を提示すると、これまでの長年の学習効果の結果の実力を発揮して、てきめんに硬直し、居着き転がれなくなり、そこから無理に転がろうとすると電信柱が倒れるようにドサリと倒れる。腰のコルセットを外してトライするもやはり居着き、ぎこちない動き。

 

しかし、ほんの二言三言伝えると、本人が自らのフィジカル認知を変容させて、感覚、知覚を促して、適切な認知とその当然の結果の行動が変容してしまい、ぎくしゃくした硬直動きからほ乳類の人間らしい動きになり、柔らかく転がれるようになる。

 

ひぇー、なんて日だ! すべてが素晴らしい! 面白い!

 

上記の人間機能の基本の図形2つの内の、コミュニケーションと認知を本日は取り上げ遊んだのだが、以前の図が実感と違う所があり、図を修正した。また、やはり認知無くして行動無しという基本の基本が思い知られ、改めて人間の凄さを自らも相手からも体感された一時であった。

待ち時間中に、循トレをして準備万端状態で、認知コミュニケーションが出来た当然の結果だったということか!

 

 

そよ風や 作用反作用 争わず

 

地と相手 両接地面 無応答

 

感覚や 認知が巡り 動となる

 

歩くだけ 循トレとなり 楽(らく)楽しい

 

 

        【スーラク健康教室 毎月第四土曜日 18:00〜20:00